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新米の季節になりましたね。
北海道にも美味しいお米が何種類もありますよ。
北海道新聞に、『北海道米の味の目安』という記事が載っていました。
ねばりと甘みのグラフで、相性のよい調理がわかりやすく紹介されています。
■ 北海道米の特徴を知る
『おぼろづき』は、ねばりが強いので、おこわにするとモチモチ感が楽しめます。
品があって、高級なお米を食べている味わいがあります。
たまに食べると、おお、違うぞ!って感じちゃう。
『きたくりん』は病気に強いので、農薬の量を抑えて作れるそうです。
お米自身が強いというのは、とても大事な事ですね。
それでいて美味しいんですから言う事なし。
『ゆめぴりか』は、北海道米の中でも甘みがトップクラス。
噛むほどに、うま味がじわ〜っと楽しめます。
ちょっとお値段が高めなので、ふんぱつするぞ!と、時々、気合いを入れて買います(汗・・・)。
『ふっくりんこ』は、見た目も食感もふっくらだそうです。
まだ食べた事ないもんで、今度食べてみなくっちゃ!
和食に合うんですね。
『ななつぼし』は、ねばり と 甘みのバランスがいいお米。
我家でいつも食べてます。冷めても美味しいのでお弁当にもいいんでないかい。
新米ならもう、めちゃ美味しいです。
以前『ななつぼし』の物語りを書きました。
『きらら397』は、北海道米を全国的に有名にした、草分け的なお米。
噛むほどに美味しくて、どんな料理も合うってことで、全国の有名な飲食店でも採用されました。
だから北海道の名誉道民ならぬ名誉お米にしたいくらいです。
子どもたちが小さい頃は、『きらら397』に、とってもお世話になりました。
■ 100通りを10年かけて1つを生み出す
お米の新しい品種を作る時は、母になるお米と父になるお米を選び、めしべを残した母に父の穂を上から揺らして花粉がつくようにするそうです。
1年間に100通りのお米を育て、試験を重ねること10年間。
やっと新しい品種が1つできるかどうかだそうです。
■ 昔の北海道米はマズかった
『きらら397』は名誉お米にしたいくらいなんて言いましたが、ずーっと昔の北海道米は、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。
私が子どもの頃は、ササニキキなんて高くて食べられなかったので、いつも食べていたのは北海道米。
その時は美味しいと思って食べていましたよ。
でも、内地(本州=我家の場合は米どころの岩手)から来たお客さんは、ご飯を残しちゃってたの。
それからしばらくして、本州のササニシキやコシヒカリも食べられるようになると、それまで食べていた北海道米との差に愕然・・・
コシとねばりと、甘みが完璧な本州のお米に比べると、北海道米はパサパサでした。
より美味しいものに出会ってしまうと、それまで普通に食べていたものが、いきなりマズく感じてしまうんだから、調子がいいもんです。
でもそれから、じわりじわりと北海道のお米がおいしくなり始め、1989年から『きらら397』の作付けがはじまり、ついに発売!
私たち北海道民は、な〜んて美味しいお米なんだと喜んだんですよ。
食べ物が美味しい北海道の唯一の欠点が克服された瞬間でした。
今やお米は、好みや用途で選べる時代になりました。
日本全国のお米を少しずつ つまみ食いしてみるのも楽しそうですね。
美味しいご飯が食べられる事に感謝しながらモグモグモグと味わいたいものです。
北海道の餅米は日本一と ななつぼし物語
http://dabesa.sakura.ne.jp/wpkiyo1004-1/391995015-html
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