北海道・札幌発・だべさ通信5

雪虫が飛びました

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白いものが飛び始めました。
初冬の風物詩、雪虫です。
お尻に白い綿をくっつけて、ぎこちない飛び方で、ふわりふわりと飛んでいます。

雪虫はアブラムシの仲間だそうで、1年の間に何世代にも生まれ変わって、春と秋に引っ越しをするそうです。
その中で、秋に引っ越しをする虫だけが、白いふわふわパンツを履いています。やっぱしさ、お尻が冷えると寒いからなんだべかね。

北海道では、今頃のほんの数日だけ、こうしてあたりを飛び回る虫の事を雪虫と呼んでいます。
強い風だと飛ばされちゃうし、何かにぶつかっちゃうと弱っちゃう。誰かさんみたいにか弱い虫さ。

風がない小春日和は、パンツを履いた雪虫や、そうでない雪虫で、向こうの景色が霞んで見える時もあります。
そういう時にポカンと口なんか開けて歩いていると、口の中にも入っちゃうっし、鼻息の荒い人なんかも要注意だね。

外から戻ると、コートのあちこちにも雪虫が付いているもんだから、
玄関先でほろって(ふり落として)から家に入るんだけどね、コートの中から雪虫が、ふわっと舞い出る時もある。
これがカメムシだったら、ギョエってなるのに、雪虫だったら許しちゃう。そんなめんこい雪虫です。

ああ、またシバれる冬がやってくる。雪かきもしなきゃなんないね。
雪虫の姿を見るだびに、北海道の か弱い女性達は、ため息をつくのでありました。
は~・・・・・・

 

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