北海道・札幌発・だべさ通信5

靴下で、夏よさらば

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連日の猛暑の間は、ほとんど素足にサンダルだったので、ソックスを履いて外出するのは久しぶりでした。
夕方はひんやりしてて、虫の声も心地よい。駅まで歩いても、気持ちいいわあ〜〜。

 

 

あら??靴下??
なんだか靴の中がモジモジするんでないかい。
歩けば歩くほどに、靴下が かかとに下がっていくようです。
あらやっぱし。
このままだと、だんだん脱げて、つま先の方に丸まさっていっちゃいそう。

 

 

そういえばこの靴下、ちょっと伸びていたんだっけ。
洗っては干し、洗っては干し。
穴が開いているワケじゃないから、多少ヨレヨレしててもいたましいから(もったいないから)投げれなかった(捨てられなかった)んだよね。
家の中で履いている時は大丈夫だったのに。
そんな事を考えているあいだにも、靴下はジワリジワリと下がり、左の靴下は足首の下あたり、右の靴下はくるぶしあたりまで下がってきちゃっいました。

 

 

誰も見ていないかな・・・・ちょっと立ち止まってクイックイッと上げる。
でもまたしばらく歩いていると、またジワジワジワ下がってくる。
再び立ち止まって、クイックイッと上げる。
これじゃあ落ち着いて前に進めないしょやねえ〜。いっそ脱いじゃおうかな。

 

 

それでも用事をなんとか済ませ、帰宅する頃には、外はすっかり暗くなっていました。
するとほら、また靴下のヤツったら下がってきたぞ。
べつに、もういいもんね。スタスタ・・
そのうち、かかとのあたりまで下がったヨレヨレ靴下達は、

 

 

”ホレホレどうするの?も〜っと靴下、下げちゃうよ〜”

と意地悪してきます。
べつにいいよ、もう帰るんだも、靴の中がモジョモジョしたってな〜んもさ。
家に着いた時には、両足とも土踏まずあたりまで動いていました。

な〜んて脱ぎやすい靴下だこと。
ヨレヨレ靴下よ、長い夏のあいだ、穴も開かずに、よく頑張ってくれました。ではさいなら。

 

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