北海道・札幌発・だべさ通信5

風の音の正体はカルマンの演奏会

PR

 

 

昨夜の手稲は、台風みたいな強い風が吹き荒れました。
風の音がヒュルルル~ゴゴゴ〜〜〜と、まるでお化けが叫んでいるみたいでした。

 

 

物悲しく聞こえるあの音は、カルマン渦が鳴らした空気の音だそうです。
ああ知ってる、洋服とか作っているデザイナーの人でしょ・・・それはピエールカルダン。
トイレにシューっと匂い消しちゃう・・・それはエアーシャルダン!!
m(_ _)m

 

 

『強い風が、細い枝など円柱状のものに当たったとき、その風下側にできる規則的な空気の渦が「カルマン渦」』
ぼっこ(棒)を強く振り下ろすと、ビュンと音がするのと同じ原理だそうです。
冬は葉っぱが落ちるのから、木は棒と同じようなもんだもね。
棒をビュンっと振り下ろすくらい早いスピードの風が、木にあたっているって事なんですね。

 
そんな強い風に耐えている木の方もすごいわあ。
カルマンの笛は、木や障害物がなくても、性質の違う空気の層同士がぶつかっても鳴るそうです。

 

これからの北海道は冬が一段と厳しくなるので、時々、カルマン渦の演奏が聞こえるようになるでしょう。
本当はあんまり聞かなくてもいいんだけれど、もし聞こえて来たときは、木々がみんなして剣道の練習をしているとでも思いましょうか。

 

人気ブログランキングに挑戦中です!おもしろかったらポチっとね
スポンサーPR