1年生との集団下校は刺激的

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一年生の下校の引率をしました。
ピンクコースさんと一緒に学校を出て、一番遠くの子の家まで一緒に歩きます。
15人くらいかな、今年は男の子が多いね。

 

「では皆さん、しゅっぱつしまあーす！！」ハーイ！！

 

さっそく、男の子チームが近寄ってきました。
「おばちゃん、なんで傘もってんのさ」「なんでなんで～？」
「え、だって、雨が降りそうがからさ」
「ふ～ん、それ、旗にしたら？」
「なるほど、いい考えだね」
ちょっとやる気も見せなくちゃ。さっそく傘のえを高く持って、「これ、旗のつもり～、ピンクさんですよ～」とやってみました。
「あのねおばちゃん、それ、傘だべ」「傘なのに、旗だってさあ～」
え”！あんたらの提案だったしょや。今年の１年生は　なかなかやる。

 

 

「おばちゃん、おしっこしたい」「おしっこしたい～」
「おしっこ！おうちはまだ遠いのかい？」
「うん、我慢できないから、そこの川で立ちションしよ～」「立ちションしよ～」青いランドセルの子と、ランドセルを前で抱えているその子は物まね好きの仲良しさんかな。
住宅街の小さな川めがけてまるで二発の鉄砲玉みたいに走って行きました。
「お～い、ダメだよ、こっちに戻って。家まで我慢しようよね～」
「え～！だってしたいんだも～～ん」「え～！だってしたいんだも～～ん」
「だめだよお～～～！！こっちに戻ってよお～～！」
いくらなんでも”立ちションはまずいっしょ。

 

 

じゃあバイバ～イ！！道すがら、一人、また一人と、家路に消えていきます。今年のランドセルのカバーは蛍光塗料が入っているんだね。ゆさゆさ揺れると、反射してまぶしいくらいです。
次は十字路にさしかかりました。ここは引率者として先に確認。
右見て、左見て、「ハイみんな、渡っていいよお～～」「ハ～～イ！！」
おお！立ちションの君、止まった運転手さんの方を見て、元気よく手を上げて渡れるじゃないの。えらいよお！
はいはい、そうそう、みんな渡ってね。

 
運転手さん、どうも有り難うございます。子供達が渡り終えたので、運転手さんにちょっと会釈しました。
うん？まだいる？振り向くと、物まね好きの君が、ランドセルを抱えたまま、十字路でムーンウォークしています。
きみ～～～
は〜・・・まだ　お昼下がりという頃なのに、一日のエネルギーを使い果たしてしまったみたいです。