昨夜は札幌の音楽ホール『キタラ』で行なわれたクラシックコンサートに行ってきました。
『北洋銀行プレゼンツ クラシックコンサート』演奏は札幌交響楽団です。
先日ラジオを聞いていたら ”抽選で2000名様をご招待” って流れて来たもんで、さっそくポチッとネットで招待券を頂きました。
クラシック音楽と言えば、小学校、中学校の音楽室に、髪の毛グルグルのバッハやヘンデル、毛先までボサボサのシューベルトやベートーベンの絵が飾ってありましたね。
その頃はまったく興味がありませんでした。あのグルグル髪の毛がカツラだと知ったときだけは、マジマジ見たけどね。
あのカツラは中世の時代の正装だったそうです。
私が小学生の頃、姉様が45回転のレコードプレーヤーで聞かせてくれた曲がありました。
シングルレコードだから、ほんの数分だったんでしょうね。
ジャケットも覚えてますよ。雲の向こうに茜色の夕日が燃えてるような写真でした。
それは聞いた事ある曲でした。夕方5時になるとどこからともなく流れてくる『5時のお知らせ』の曲です。
ジャケットには『家路』と書いてありました。
それが『ドヴォルザークの新世界より』という曲の一部だとわかったのは大人になってから。
優しい曲だね、家が恋しくなる暖かい曲。
そのうち、身近に聞く音楽に、沢山のクラシック音楽が使われている事に気付きました。
ウィスキーのCMに流れていたのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番の始めの部分だったし、結婚式に流れる『結婚行進曲』はメンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』という曲の一部でした。
クラシック音楽を知るとっかかりがそんなわけですから、知っているのは有名な曲の一部だけ。
曲の深い意味はわからないんだけどね、そんな楽しみ方があってもいいかな・・・なんて思うわけです。
さて、ホールに着いて私の場所は・・・・うわあ、楽団の後ろ側!
この場所は初めてだね。
音を聞くならホールの中心くらいがいいと聞いた事がありますが、ここなら楽団員さんたちの演奏の様子が同じ視線で見られるし、指揮者の顔もよく見えます。いいねいいね。
バイオリンの人はずーっと演奏しっぱなしで大変、でも鐘をならす人は殆ど座っているから楽なのかしら。
あ、立ち上がった、構えて鐘を鳴らす体勢・・・・・・
・・・・・・カ〜〜〜ン カ〜〜〜〜ン・・・座る
いやいやタイミングを外すと大変な事になっちゃうから、ヒマなようで神経使うな。
『北洋銀行プレゼンツ クラシックコンサート』は、毎年、札幌交響楽団の演奏で年に数回行なわれています。
そんなわけで、時々ウトウトしながらも、心地よい夜を過ごしてきました。
札幌コンサートホール Kitara
札幌市中央区中島公園1番15号
スポンサーPR
PR