雪解け水が地面をスポンジみたいに満たしているこの時期、今年もフキの雫が見られました。
今回はフキだけじゃなくて、傍に生えている草の葉の先からも。
雫を作るのはフキばかりじゃなかったんですね。
余った水分を排出する
フキも草も、夜の間にたっぷりを水分を吸い上げたようですね。
朝になると、余分な水は水孔(すいこう)と呼ばれる小さな穴から排出するそうです。
それが朝日にあたって真珠みたい。
若いフキがどんどん吸い上げる
水分を放出するフキは、どれもみんな手のひらくらいの小さなフキ。
水孔から雫を作るフキは、殆どの場合、まだ若いフキだそうです。
水を吸い上げる力が強いんでしょうね。
水孔の普段の役目は酸素や二酸化炭素を出し入れしていことだそうですが、この時期だけは特別なんだべね。
小さなフキを見つけたら、早起きしてちょっと様子を見に行くと、こんな風景に出会えるかもしれません。
毎年、この雫を見るのがひそかな楽しみです。
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