6月になって、あたりをフワフワと白いものが漂うようになりました。
木が種を飛ばしているんですね。
初めて、土に落ちていたこのモクモクを見たときには、飛び上がりそうになるくらいびっくりしました。
ケムシにカビが生えているみたいでないかい?!
あちこち飛んでいる種の正体はヤナギの木の種。
このヤナギは種を房ごとポタポタと地面に落とします。すると、モクモクと綿が膨れあがって毛虫の親分みたいになる。
そして、風が吹くと、少しずつ種がちぎれて飛んでいくわけです。
傍に、こんな枝が落ちていました。
枝が枯れても、種はモクモクと膨らみ始めていますね。
見上げると・・・この木かあ。
いっぱい種がついていますよ。
ヤナギの種が飛ぶ りゅうじょ
ヤナギの種が、あたりを漂う様子のことを『りゅうじょ(柳絮)』というそうです。
『りゅう』は『柳』 『じょ(絮)』は『綿、綿毛』。
いろんな木々がある中で、ヤナギに限って『りゅうじよ』という言葉がうまれるなんて、それほどヤナギの綿毛は季節の風物詩になっているんですね。
うわあ、こりゃすんごく飛びそうだわ。
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