昔の手稲(札幌)の写真パネル展の続きです。
この写真は昭和52(1977)年の手稲本町商店街。
今からおおよそ40年前ですが、左の『化粧品』の看板の建物はまだ健在です。
歩道と車道の間には雪がないので、まだ雪の少ない季節かなと思いました。
当時は現在に比べると除雪が行き届いていなかったので、ひとたび大雪が降ると、道路も玄関先も雪のてんこ盛りだったもね。
昭和52年(1977年)というと、有珠山が噴火した年でした。
灰が札幌まで飛んできましたっけ。
平成2年の写真。
右に見えるのは長い間おそば屋さんでしたが、今は建って者はこのままで貸しスタジオになってるみたい。
この年は、テレビでアニメの『ちびまる子ちゃん』が放送開始した年だそうです。
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こちらは平成12年の手稲駅前の写真。
白黒!?
めっちゃ古い写真かと思っちゃったしょや。
手稲駅の隣りにあるステーッションホテルの屋上からの写真です。
真ん中くらいに見える建物は今はなく、現在では大きなビルが建っているので、向こうの山も隠れちゃっていまます。
この写真が撮られたホテルも、以前は舟木旅館という名前の小さな旅館でした。
手稲は観光地ではないので、仕事や何かの用事のある人が泊まる旅館のようでした。
富山の薬売りさんも、よく利用していたって聞いた事がありますよ。
同じとき撮影されたと思われる手稲駅前。
この建物の1階はパチンコ屋さん(現在)で、まー電気がペカペカとすんごかったの。
写真の左が駅でしょ。だから、駅に乗り降りするときは目がチカチカしちゃってさ、いくらなんでもどうにかしてほしかった。
そしたら、同じように感じる人が多かったのでしょうか、現在では壁の電光板はなくなりました。
平成12年はちょうど2000年。
機械が00になっちゃうどうしよう〜!!って世の中がコンピューターの2000年問題で大騒ぎしていた年でした。
他にも九州・沖縄サミットがあって、2000円札が登場した年。
そっかそっか、あったねあったね2000円札!
ちょっと使いづらかったので、手元にあったときはさっさと使っちゃった事を思い出しました。
もう随分見ていないです。
それから、この年はまたまた有珠山が噴火!!
いや〜この年もすんごかった。周辺の建物や道路は灰に埋もれて大きな被害がでて、現在は、その時の状況を残した洞爺湖有珠山ジオパークになっています。
時代はいつの時も、いろんな事がありましたね。
手稲の町も、現在は建築ラッシュ。
昔の面影は姿を消していくけれど、こうしている間にも時代は流れていくんですね。
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