あたりは紅葉の葉がワサワサ落ちているというというのに、ピンク色の花を咲かせているのは秋の七草の1つ萩の花。
北海道のこの季節は、もう平地でも雪が降ってもおかしくないというのに・・・・っていうか、今日、中山峠には雪が降ったんですと。
なのに青々とした葉に濃いピンクの花はさすがだね。
『秋の花だから草冠に秋と書く』なるほど!
あんこのいっぱいついた『おはぎ』も、この『萩』からきているそうです。
夏は多くの花が咲くけれど、花の数が多いということは虫達にとっては花を選べる買い手市場。
だから花たちは少しでも目立って虫達に来てもらおうと、大きな花にしてみたり、小さな花を沢山つけてみたり、中には ”あなただけよ”と虫達を限定して咲かせる花もあって、あの手この手で生き残りに大変です。
そこいくと萩の花はこんな時期にも堂々と咲いているのは、回りにライバルの花が少ないせいかもね。
完全に売り手市場、賢いです。
虫達にとっても残り少ない命を繋ぐ大切な花なのかもしれません。
花言葉は「思案」「内気」「柔軟な精神」だそうです。どれも優しく おくゆかしさを感じますね。
みんなと同じ時間に流されないってなんかいい。
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