北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道庁の赤れんがは、明治が見える景色が歪む窓ガラス

札幌の観光地として有名な赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)。
中の資料室もいいけれど、景色が絵のように歪んで見える窓ガラスを探して見ませんか。

 

 

素敵なアーチの玄関ホールを入って。

 

こちらは踊り場から見た玄関ホール。

 

2階から見た広い踊り場。

 

 

ここの窓から見える景色がこちら。

 

 

1番上と3番目のガラスから見える景色が歪んで見えて、2番目と4番目のガラスは普通に見える。
歪んで見えるガラスは昔のガラス、一方そののままの景色で見えるガラスは現代のガラスです。
昔のガラスは今のような精巧な作り方ではなかったので、ガラスの厚みにムラが出る。それで向こうの景色が歪んで見えるわけです。

 

 

赤レンガ庁舎が建てられたのは明治21年(1888)。
今に至るまでには、火事にあったり修理されたりと、赤レンガも人生いろいろ大変な経験をしているので、その度にガラスもはめる変えられています。でも古いガラスは割れない限りそのまま使っているそうです。
これは札幌市時計台も同じですね。

 

 

こちらは2階の廊下。

 

突き当たりにある扇状の窓。
右から左に向かってフィルタをかけたように景色が絵のように変わっています。

 

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こちらは2階の知事室です。

ここが知事さんの席。

 

 

窓の外は赤レンガの壁が見えますが、レンガがゆらゆらと見えますね。
知事さんはこのことを気づいていたのかな。

 


赤れんが庁舎には、他にも資料室や売店などもあります。
歴史好きな方はもちろんだけど、不思議なガラス窓を探して見学するのも面白いのではないでしょうか。
赤レンガ庁舎を外側から見ることはあっても、なかなか建物の中に入ることは少ないかも。
入場無料だし、時間のあるときに、フラっと気軽に入れますよ。

 

時計台の窓ガラスも歪んで見えます。札幌市時計台に来たら楽しみたい6つのこと>> 

 

住所:北海道札幌市中央区北3条西6丁目
TEL:011-204-5019(平日)
開館時間:8時45分~18時(正門開閉時間:7時〜21時)

入館料:無料
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)

 

 


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