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山田洋次監督の映画「幸福の黄色い ハンカチ」と並んで、1980年に製作された『遙かなる山の呼び声』という映画があります。
俳優さんも、1977年に製作された『黄色い ハンカチ』と同じく高倉健さんと倍賞千恵子さんで、1953年公開のアメリカ映画『シェーン』の北海道版みたいな映画だそうです。
私がこの映画を見たのは、たしかテレビのロードショーだったと思います。
『舞台は北海道の中標津。嵐の夜、酪農を営む民子の家に、見知らぬ男(田島)が一晩の宿を貸してほしいとやって来る。民子は仕方なく、物置小屋に泊まらせる事にする。翌日、男は民子の家が母子家庭である事がわかり、しばらくそこで働く事になる』
それがさ、なんちゅうかこう・・わかりやすいストーリでね、高倉健さんの、シブくて不器用な男らしさと、倍賞千恵子さんのひたむきさが素敵です。この映画の中に登場する、ちょっとワルな”虻田は兄弟”がこれがまた、わかりやすいんだわ。
ラストのホロリときちゃう展開に、やはりジワ〜〜〜ンときてしまいました。
この夏、道東に行った時に、その映画の撮影場所となった、今はなきJR標津線上武佐駅に立ち寄りました。
今では、当時に撮影された映画の資料が設置されているだけです。
旅行から戻ったあとに、も一度、この映画のDVDを借りて見ましたら、やっぱしホロリときちゃったさ。