北海道・札幌発・だべさ通信5

お土産なんかいらね〜ぞ〜が気にかかる

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坂道を自転車で下る途中、畑仕事をしている近所の爺ちゃんに会いました。
80歳をとっくに通り過ぎている爺ちゃんは一人暮らし。
とても起用で、アパートの自宅玄関に、廃材で風除室を制作。中にはリクライニング椅子を置いたりなんかしています。
私に会った時は、いつも明るく「まだ死んでませ〜ん」とか言って困らせます。

 

 

自転車で通り過ぎる私に気がついて「どこ行くんだあ」
と言うので、徐行しながら
「買い物買い物!」
と言ったら、
「あ、そう。したらお土産なんかいらね〜ぞ〜」だと。
そんな、お土産なんてね。

 

 

ところが、スーパーで買い物をしている時も、爺ちゃんの言葉がちょびっと気になります。
一人暮らしじゃ、きっと買い物に行くのもゆるくない(容易じゃない)んだべな。
買ったものをバッグに詰めるときも、なんだか気持ちがモヤモヤしちゃう。

 

 

台の上に置いてあるビニール袋を1枚むしって、今買ったジャガイモを3個と人参1本と、なすびを2本詰めました。
帰りがけ、爺ちゃんの家に寄って、
「お爺ちゃんいます〜〜?」と声をかけたけど、返答がありません。
玄関は開いているのに、ぶっそうでないかい。
まあ、いいわい。クライニング椅子の上に、野菜の袋を置いていこっと。
まあ、誰が置いたかわるでしょ。

 

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