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同年代の仕事仲間が集まりました。
この歳ともなると、自然にお盆の話題になります。
「オレはさ、カミさんの実家のお墓が遠いもんで墓参りも大変だよ」ふんふん、そりゃ大変ね〜。
「お盆は仏様が家に帰るって言うだろ、家人が墓に行ったら行き違いでお互いに留守になっちゃうんでないの?」なるほど〜〜。
すると佐藤さんが言いました。
「もしかしたら近い将来、亡くなった人のデーターが詰まった、人口知能ができるかもしれないよ」 まじ!!・・・
「墓参りに行ったとする」んん。
「自分ちの墓に着くと、自動で死んだ爺ちゃんのセンサーが働いて、”久しぶりだなあ〜〜”って声が出るわけ」
え”〜〜!!
「墓の前にフォトグラム(光で作った3次元の画像)の爺ちゃんの姿が現れる。そして、爺ちゃんのデータは人間の言葉を理解して、話をしてくれるってわけ」
え”っえ”~~!!
正直、もしそんな事ができるようになったら、涙と鼻水が止まらない状態になっちゃうと思う反面、幽霊と話をしているみたいにも思えちゃう。
嬉しいような怖いような、いったい自分の気持ちがどっちなのかわからなくなってしまいました。
でも確かに今は、パソコンに向かって ”ここから一番近い温泉!” とか言うと、パソコンが理解して声で答えてくれる時代。
必ずしもできない事じゃないもんね。
それから佐藤さんは続けて言いました。
「人口頭脳は学習するから、ご先祖のデータが時々ランダムで(不定期)で家族のパソコンや携帯にもデータを送ってくるようになるかもしれないんだ」
ええ?それってどういうこと?
「忘れた頃にメールがくるのさ。 ”元気かい・・・” 」
!!・・・・・・
や、やっぱし、こ・わ・い。