北海道・札幌発・だべさ通信5

ご飯の糊 と 牛乳の糊


 

もみじさんがコメント下さった ”ごはんのり” 。そうそう、我が家もそうでした。
昔、障子の穴のを修復するのに、花の形に切った紙の継ぎ当てをしました。
その紙を貼るのに使ったのが ”ごはんのり” 。

 

 

売ってたわけじゃないんです。
”お粥” のような ”おもゆ” のような、つまりその、”お粥”の粒なし。
糊のようになるまで、何度もグルグルかまかして(かきまぜて)作りました。

 

 

それから、フロリダの風さんのコメントを読んで思い出しました。
障子は灯りをほのかに通すので、寝床に入っていると、茶の間の灯りが継ぎ当てパッチの障子紙を透かしました。そん情景が思い出されて、小さな障子紙の花の継ぎ当てが、なんだかとても愛おしく感じられました。

 

 

したっけさ、旦那さんが
「ウチなんか、ごはんノリを牛乳で練ったべ」だって。
え!牛乳?
それってさあ、障子に貼ったら、あとで臭くならないかい?
「さあ、どうだったかな・・・・」

 
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でも実際、牛乳からはカゼインという強力な接着剤が作れるそうで,戦争末期にはなんと、このカゼインの接着剤を使った木製飛行機が、江別から札幌の丘珠飛行場に試験飛行をしました。
偶然、その様子を私の母は見たのだそうです。
カゼインを使った戦闘機の話しはこちら

北海道開拓の村

 

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