北海道・札幌発・だべさ通信5

むかし切ってた桜の切り絵

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いつだったか、児童会館で小さな子供達のお世話をした事がありました。
子供たちも、お世話をしている大人たちも、ボールを蹴ったり、ブロック遊びをしてみたり、みんなそれぞれ楽しそうです。
私はというと、どうやって子供たちと遊んだらよいか戸惑っていました。

 

 

そんな時、折り紙を折って遊んでいた子がいたもので、私も仲間にいれてもらう事にしました。
さて、何を作りましょうかと、とりあえず折り紙を半分に折ってみました。
そしてまた半分に。
そして今度は向かい合った角を合わせ折ってから、ハサミでところどころ切り取りました。
それを広げてみれば、桜の花のような切り絵の出来上がりです。

 

 

「おばちゃんきれい!」
「うわあ、どうやって作ったの?」
「教えて教えて!」
あら、そうかい。
簡単だよ、ほらこうやって、ここを切って・・・・・

 

 

昔とったきねづかが、こんなところで役にたつとは。
おどおどしていた空気が、この切り絵の花で吹き飛んで、それこそ切り抜ける事ができました。
「おばちゃんすっご〜い」
そ、そうかい。おばちゃん不器用だけど、これは昔やってたからさ。
「ふ〜ん」

 

 

 

 

 

 

<写真は先日、開拓の歴史村で見つけた、私にとっては懐かしい障子。穴が空いた所を、こうやって修復していました>
北海道開拓の村 の 小樽新聞社

 

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