尾道駅からJRで倉敷駅へ。
青春18切符は使い切ったので、ここからは駅で切符を購入です。
11時11分発、倉敷に付くのは12時13分、時間はちょうど1時間くらい。料金は1140円です。
切符をポケットに入れる。
”えーと、これからはどこ行くんだっけ・・・
カバンから旅の予定表を出してメガネをかける。ん、ん、なるほど・・・しまう。
ガタンゴトンと倉敷に向かう列車の窓から瓦屋根の家々を楽しんでいました。
ちょっと立派なお宅はお城みたいに見えちゃうね、すごいなあ。
おー、あっちのお宅の蔵はすんごいよ。
おおー石垣がりっぱーー!
北海道では瓦屋根の家を見る事は少ないです。ましてや蔵のあるお宅なんてめったにないし、石垣がいくつも重なっている風景を見ることはありません。
そろそろ着くね。とポケットに指を入れると、??
今度は手をぐいっと入れてポケットのなかでグルグルまさぐるも切符らしきものは手に触れない。
きっとポケットの隅に貼り付いているんだわ。
ガサゴソ・・・・ガサゴソ ガサゴソ げげ、やっぱしない!
『お父さん、切符どっかいったかも』
「しまったところ忘れたんだべや」と旦那さん。
そ、そうだねそうだね。
ポケットに入れたと思った記憶は私が得意の勘違いだねきっと。
反対側のポケットかも・・・・・ない。
ズボンのポケッだったかも・・・・・ない。
バッグのポケット、こっちのポケット、もしかしてバッグの底か・・・・
ガサゴソ ガサゴソ ガサゴソ あっちを向いたりこっちを向いたり、ラジオ体操でもしているかのようなねじれポーズの連続。
うえ〜〜んやっぱしないよ。
まいったな・・・・切符がないんじゃ、始発からの料金とられちゃうかな、それとも訳を話せばなんとかなるかな。
もう、車窓なんか見る余裕なんてこれっぽっちもありません。
そうしているあいだにも、だんだん倉敷が近づいてきたよ。
ああ・・・ガックリ・・・と うなだれた左足の外側に・・・・・・きっぷ落ちてた!!
さっき、ポケットからメガネを出したときに切符をひっかけて外に落としてしまったようです!
興奮を抑えながら さりげなーく拾って『あった・・・』と小声で切符を見せました。
うえ〜〜ん いかった〜 メガネと同じポケットに切符を入れるなんてなんという軽卒!
それからというもの、旅の間の切符はすべて旦那さんが監理してくれる事になりました。
“” まもなく 倉敷 倉敷 です ””
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