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ナナカマドの実が真っ赤になりました。
葉っぱが落ちてしまっても、鳥たちに食べられさえしなければ、年が明けてもしっかり木についている実もあります。
木の実が目立つ色をしているのは、鳥に見つけてもらいたいからと言いますね。
鳥が実を食べてくれる事で、種を運んでもらう事ができるから。
でもさ、鳥って色がどれくらいわかるの?
ま、人間様ほどじゃあないでしょうけどさ。
なになに、”人間が見える色は、赤・青・緑の三原色だが、鳥はその他に、紫が見える四原色である。”
え、そうなの!空の上から小さなネズミをも見つけられる優れた能力は認めよう、老眼の私よりもピント合わせがいいのも譲ってやるけど、色の識別能力までもが優れているとは。
人間の目には見えない微妙な色の違いも、鳥には識別できるそうです。
そう言えばさ、黄色いゴミ袋あるっしょ。カラスは黄色が苦手とか、黄色が見えないとか言ってるけどさ、ウチの回りのゴミステーションじゃ、カラスがゴミ袋をベシベシつついて破っております。ありゃいったい、ど〜なんてんの?
なになに”カラスは黄色が苦手ではないし、黄色が見えないということはない”
でしょ〜でしょ〜。
”カラスが紫外線(紫色)も見えるという能力を逆手にとって、紫外線を遮断させる事で袋の中身を見えにくくする。そのような加工をしやすかった袋が黄色だったというだけの事である”
そうだったのか。私は黄色い色そのものが効き目だと思っていました。
紫外線を遮断するという事が大事だったのですね。
ところであのさ、その紫外線の遮断効果、もっとよくなりませんかね。ま、カラスのことだから”今日は燃えるゴミの日だべカ〜”とか言って、ベシベシやっちゃうだろうけどさ。
それにしても、鳥の見ている世界の色は、いったいどんな色なんだろう。カラスから、ちょっとだけ聞いてやってもいいけどさ。