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公園の階段に、ふわふわの鳥が2羽います。
少し近くに寄ってみても、そんなに警戒するわけでもなく、ただオドオドしている様子です。
クチバシが黄色い、ヒナ鳥ね。
近くの木にエサをくわえたセキレイが飛んできました。
ここでも、巣立ちの時期を迎えたようです。
ヒナの1羽が、親鳥のいる木の上に飛び上がりました。
残されちゃったヒナは、戸惑ってピーピー鳴いてる。
親鳥は、今度はもう少し離れた道路のふちまで飛んでいきました。
最初に飛んだヒナも、すぐその後を追って飛んでいくと、
親鳥は、頑張ったヒナにご褒美のエサを与えていました。
そのころ、階段に残っていたヒナが、やっと木の上にやってきました。
でもほらほら、お母さん(お父さんかも)はもうあそこにいるよ。
生まれた日によっても、成長の過程は異なるのでしょうが、その子の性格もあるのかもしれないと思いました。
食いしん坊で素早くサササっと飛んでく子、要領は悪いけれど、おっとりした優しい子。
どちらも、ちゃんと大人になるのでしょうが、人間と違うので、こんなに動かないでいると、カラスや猫につかまっちゃうんじゃないかと、余計な心配をしてしまいました。
遅れて木の上に止まったセキレイのヒナは、しばらくするとパタパタとセミみたいにぎこちなく飛んで、駐車していた車の屋根に不時着。
そしたら屋根が滑るもんだから、カシャカシャと足を滑らせ、親鳥のいる木にやっとこさ、たどり着きました。
最初はハンディがあるけれど、この子もちゃんと、大人になるんだと思う。
頑張って、鳥のピカピカ一年生。