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当たらない天気予報に気をもんでいる旦那さん。
気象台をも惑わすくらいに、ここ数日は不安定な天気が続いています。
ダメもとで、行ってみるか。
という事で、今日は私も乗せてもらえる事になりました。
丘珠空港は札幌市の東区にある空港で、
新千歳空港からみると小さいけれど、ビジネスマンや報道機関にとってはとても重宝な飛行場です。
この小型飛行機は4人乗りです。
よろしければご一緒にいかがですか。
ガガガガ〜〜
エンジンの音が大きくなって飛び上がる用意ができたみたいです。
「では行きます」とパイロットさん。
ハイ、お願いします。
エンジンの音は大きいけれど、ヘリコプターのようにヘッドホンをしなきゃ話しが聞こえないというほどではありません。
滑走路の端まで進んでいざスタート。
ガガガガ〜〜〜
小型機の機内は袖がすりあうくらいの狭さで、軽自動車くらいでしょうか。
お尻のすぐ下をこするように地面が走って、それからス〜っと浮かび上がりました。
では少しの間、空の遊覧飛行とまいりましょう。
左に見えますのは高速道路のジャンクションでございます。
美しいカーブが知恵の輪のように重なっております。
中央奥にある三角の建物と小高い山がご覧になれましたでしょうか。
あちらはイサムノグチが設計いたしましたモエレ沼公園でございます。
ピラミッドのように見えますのは、ガラスをはめ込んだ建物、ガラスのピラミッドでございます。
さて次に見えますのは・・・・やはり今日はもやっていて、藻岩山も見えにくいですね。
ちなみに、右側に見えます放射状の建物は、できればお世話になりたくない札幌刑務所でございます。
大きな畑が見えてまいりました。
こちらは牧草地。規則並んで転がっているものは、牧草ロールです。
草を刈ったあとのまっすぐな線がとても美しいです。
空に浮かんでいる時は、風によっては木の葉ように揺れるときもあるけれど、今日は風もあまりなくて、快適な方だと思いました。
でも、結局、視界不良ということもあって、後日再び飛ぶ事になりそうです。
「おい、オレ、今日はちょっと体調悪かったな」
と旦那さんが言いました。
え、どうして、酔ったの?
「ほれ、一度機体が揺れたときがあったべさ。あの時グっときたもな」だと。
確かに、短い時間でも、体調によって酔ってしまう時もあります。
だけどもさ、仕事で乗ってんのに、それじゃダメじゃんね。