北海道・札幌発・だべさ通信5

優しく呼んであげたいタンポポ

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タンポポにしちゃあ茎が細いけど、タンポポかしら。
子どもの頃から、この花にはず〜っと、そんな疑いのマナコで見ていました。

 

 

だってだって、タンポポっちゅうのは、茎がもっと太くて、ストローになっていなくてはならない。
プチっともぐと、その断面から白い液がじんわり出てきて、それでも触っちゃうもんだから、その白いものが手や洋服に付いちゃうので、あとから黒い輪っかのシミになる。
でもこのタンポポは、見るからにスリムでしなやかだから、輪っかのシミはできないのです。

 

 

どころが最近、この花の名前を知りました。
『タンポポモドキ』
やっぱし、モドキだったのか!
ということはタンポポじゃなかったんだね。
しかもこのタンポポモドキが最初に見つかったのは札幌(昭和のはじめころ)だったという事もわかりました。

 

 

でもさあ『モドキ』だなんて、そこまで言わなくっても、いいんでないかい?
ついさっきまで、ニセモノタンポポ扱いしていた自分だけれど、『モドキ』たちは、なにも『モドキ』になろうと思ってこんな姿をしているわけではないのだから、『モドキ』って名前付けなくてもねえ。
ちょっと申し訳ない気持ちになってきました。

 

 

色々なサイトを読んでいくと、
なになに
”現在では 『ブタナ』 と呼ばれる事が主流になっている” か。
なるほど〜、『モドキ』よりはいいか。
”『ブタナ』とは、『豚のサラダ』という意味・・・”
!!
こうなったら、優しい名前にしてあげよう。
『タンポポモドキさん』『豚さんの好きなサラダ』

 


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