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北海道神宮の七五三の参拝者が増えたという記事が北海道新聞に載っていました。
本来の七五三は11月ですが、北海道では1ヶ月前の10月15日から11月までの間です。
七五三が1ヶ月早まったのは、1949年に札幌の神社の関係者が集まって決めたそうですよ。
11月ともなると、北海道じゃ天気によっちゃ冷たいみぞれや雪が降り始めます。
そうなると体は冷えるし、せっかくのよそ行きの服も濡れちゃう。
みぞれなんかにあたったら、足元が滑って小さな子を連れての参拝は何かと大変です。
でも10月だけと決めちゃうと、本州から北海道に来た人は、11月に七五三と思ったら、10月で終っちゃった?
って戸惑ってしまうので、10月から11月までの都合の良いときに、という事になったんですね。
子どもの成長を祝う七五三だけど、高価な着物やドレスを着たときは、親の方がものすごーく気を使うんでないかい。
そこに雨なんか降っちゃったら、さらに大変。
我家の子らは、写真だけ撮るときだけ借り物の着物を着せたけど、走るわ転ぶわ着物踏むわで、ハラハラしどうしでしたっけ。
新聞によると、最近では8月くらいからでもオッケーらしく、それぞれの都合のよい時にどうぞというのが、今の北海道の七五三らしいです。
夏休みに帰省したとき、お爺ちゃん、お婆ちゃんと一緒に七五三っていうのもいいかもね。
ジジ、ババの懐は、ますます厳しくなっちゃうか・・・・・
はたして、子どもたちに七五三が記憶として残るのか、はたまた、お祓いした分のご利益が人生においてプラスになるのかはわかりません。
けれど、「雨降ってる時に転んじゃったもねー」とか、「着物がいやだって、ずっと泣いていたもねー」とか、親にとっての大切な記憶が、心のアルバムに刻まれることは、間違いないですね。
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