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「宅配便でーす!」 ハイハーイ。
内地から送られてきたのは、段ボールいっぱいの柿。
これは干し柿を作らねばなるまい。
= 干し柿を作ってみる =
■ まずは柿の皮をむく。
10個、20個、50個・・・・たくさん・・・
時々立ち上がって腰を伸ばす・・・あーらどっこらしょ・・・アイタタタ・・・
■ 柿のヘタにヒモを付ける
再び座って背中を丸め、ベランダにつり下げられるようにヒモをくくり付ける。
時々立ち上がって腰を伸ばす・・・あーらどっこらしょ・・・イタタタ・・・
■ お湯で殺菌する
柿にヒモが付いたら、お湯に5~10秒くらいくぐらせ表面を殺菌。
大きなお鍋にお湯を湧かしたら、柿のヒモを持って次々に熱湯につけては取り出す。
こうすることで、カビが生えるのを防ぐんだあ〜って、内地の叔母ちゃんに教えてもらいました。
■ 干す
ベランダの柵にくくり付けました。
柿どうしがくっつくと、そこからカビが生えやすいのではなして吊るす。
■ 1週間たちました。
柿の表面が乾いて、触るとちょっと固くなっています。
ここからは、婆ちゃんがやってた念力モミモミをやります。
”おいしくなーれ〜〜” モミモミ ”おいしくなーれ〜”モミモミ
軽く触ると、外側から柔らかくなってきているのがわかる。
北海道の家には柿の木がないのが普通なので、大根は吊るしても柿を吊るしているお宅は珍しです。
何年か前、通りかかったラジオの車が
「すいませーん、干し柿干してるの見えたもんで取材させてくださーい」と言って来たくらいです。
こうして数日、念力を繰り返していくうちに、ポテポテとした干し柿になる予定です。
ところが昨日から、台風のような雨風嵐になっちゃって、慌ててビニールをかぶせました。
したっけさ、朝になったらビニールがない。
慌てて外に出てみたら、ビニールは風で飛ばされ、家の壁にへばりついていました。
柿たちは、” なしてこんな寒い北海道さ連れて来られたんだべ ” って思いながら、鮭のトバみたいに、寒風にさらされております。
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