PR
赤平市は、札幌から北へ向かって少し内陸に入った所にあります。
今年、北海道の大雪で時々テレビなどで話題になっている留萌と岩見沢の中間にある街です。
昨日は、その赤平まで行ってきました。
手稲から高速に乗った時には天気も穏やか、アスファルトも見えていた路面でしたが、江別を過ぎた頃から道路脇の雪山が高くなってきたみたいでした。
岩見沢を通過する頃には、路面も真っ白。
ハンドルを握る旦那さんの運転を信じないわけじゃないけどさ、気をつけて下さいね〜。
あ、除雪車が走ってる。ロータリー車が雪を巻き上げて道路脇に飛ばしています。
車が三笠を通過する頃には、ちらほら雪が舞い始めました。
掲示板を見ると風速3メートル。大した風の強さじゃないんだけど、高速道路では、雪がこちらに向かって攻めてくるようです。
それに、両サイドの真っ白い雪が、道路と雪壁の境を見えにくくしているね。
トラックが私たちの車を追い越して雪煙の中に消えて行きました。
少しすると、今度は路肩の雪山から真横に流れる毛荒らしが、視界をいっそう悪くしてきました。それと降る雪とで視界はほとんどきかず、前方に走る車のライトが頼り。
そして、一瞬、真っ白でなにも見えなくなりました。ホワイトアウトです。
「この先のパーキングエリアでトイレタイムだな」旦那さんが言いました。
そうしようそうしよう。
ナビは助かるね、あと1キロだよ。まもなく、茶志内(ちゃしない)パーキングエリアに入る黄色いライトの点滅が見えました。
お手洗いを済ませて車に戻るまでは、ほんの10分くらいなのに、なんと雪が晴れてるよ。回りの木も、走る車の列も、遠くのカーブまで見えています。
パーキングエリアに入っていた車も、次々に出発して行きました。仕事で向かうのでしょう男性も、赤ちゃん連れの若い家族も、なんだかみんながチームみたいな親近感さえわいちゃったのは私だけかな。さあ、気を引き締め直して行きましょうね。
真冬の道って、こういう事なんだね。
真っ白い雪は、影さえも消してしまいました。