北海道・札幌発・だべさ通信5

古平の町を見て来た2つの旅館

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国道229号線を通って古平役場を過ぎると、T字路の真正面にどっしりと現れる『中央旅館』。

Tの路の正面にあるから、いやがおうでも目に入る圧倒的な存在感。
ここにくると、ああ、古平に来たあ〜って感じがします。
まだまだ現役の旅館です。

 

 

もう1つ、年期の入った旅館の建物がありました。
そこは角地ですが、建物が四角ではなく、角を落とした5角形で、3方向が道路側に面した作りになっていました。
2階の障子の丸い窓がオシャレな小さな旅館。
玄関のガラス扉には『能登屋』って文字が書かれていますが、今はもう使われていないようです。

 

 

 

 

ガラス戸に書かれた旅館の名前やハイカラな軒、戸の上に付いている小窓。
昭和の真ん中生まれの私には、とても懐かしさの感じる建物です。
ニシンが穫れなくなる昭和の中くらいまでは、きっと毎日、わんさわんさと大勢の人たちが、この旅館を利用したんじゃないでしょうか。
古平の歴史を見て来た旅館ですね。

 

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