旦那さんが昭和49年ころに小樽で写したモノクロ写真。
可愛い女の子が写っていますね。
知らない子だったそうですが、写真を撮らせてくれたんですと。
手袋は、毛糸のボッコ手袋をはいています。
私たちの年代の道民は、こんな形をしてる手袋の事をボッコ手袋と呼んでいました。
”棒のようにまっすぐになった手袋” ってことでしょうかね。
今は殆ど5本指の手袋かなと思ったけど、楽天で探してみたら可愛いボッコ手袋が沢山りますね。
でも、名前が違う『グローブ』って言うみたいですよ。
へ〜、野球するみたい。
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そうそう、北海道弁では手袋は ”はめる” ではなく ”はく” と言います。
どうしてだべかね。
前足???んなワケないけどさ。
まったく見ず知らずの人に、なつっこい笑顔で写真を撮らせてくれたなんて、この時代ならではでしょうね。
今の時代なら難しいかも。
肖像権の侵害!個人情報の流出!人さらい!とか思われるかもしれないっしょ。
さらに、後ろに写っている『反町医院』がいい雰囲気。
内科、小児科、皮膚科・・とか書いてあります。
玄関はガラスのはまった戸。電話番号は、ただの2010だった。
今でこそ、病院は○○科と専門的な科目に分けられているけれど、昔は具合がわるくなったときも、怪我をしたときも、お医者さんはなんでもみてくれました。
っていうか、何でもみてもらってた。
女の子の履いてるズボンやオーバーの肌触りがなんとなくわかるのは、自分の同じような格好をしていたからなんだべね。
着膨れしてモコモコしているのは、中にきっとセーターと、厚手のシャツを着ているからだと思う。
ももしきも履いてたと思う。
きっと反町医院の近所の子だね。今、50代の前半くらいになられたのでないでしょうか。
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