北海道・札幌発・だべさ通信5

心臓治療も楽にできる時代

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婆ちゃんが、二泊三日で心臓の検診を受けて家に戻りました。
ちゃんと血が流れているかどうかを調べる検査で、カテーテルを使いました。

 

 

カテーテル治療は、血管から細長い管みたいなもんを通して、先生が画面を見て操作しながら心臓の血管を進み、治療する方法です。
たとえば血管が詰まっている所があれば、その部分を広げたり、ステントと呼ばれる編み目状の筒を埋め込んだりできる、心臓治療のマジックハンドです。
今回婆ちゃんが行った検査は、そのカテーテルから造影剤を流して、血管の詰まりがないかを見てみるというものでした。
婆ちゃんの検査の場合は、「いってらっしゃい」と病室から送り出してから、1時間後にはもう病室に戻っています。
それがね、な〜んも痛くないんだってさ。
病室に戻ってからの止血の方が、腕をグイ〜っと押さえられるので辛いそうです。

 

 

病室には、同じような検査をするための患者さんが入れ替わり入ってきます。
そこで感じる事は、北海道の地方からやって来る患者さんの多い事です。だから、家族の方の負担は大きいね。
それに、何時間もかかけてやって来る事は、患者さんにも大変です。
我が家は偶然大きな病院が近くにあったから、婆ちゃんや旦那さんが入院しても、私は家と病院を何度も往復できたけど、
地方から来たらそうはいかないもの。
それにさ、旦那さんなんか、もしかしたら今頃、三回忌法要だったかもしれなかったしさ。

 

 

この渓仁会院病院からは、毎日のようにDr.ヘリが飛んでいるけれど、ドクタージェットの存在もいつかのニュースで見ましたっけ。
九州の約2つ分の広さの北海道で、地べた経由の病院搬送はもう遅い。
北海道をピョンピョン飛んで、何処に住んでも最新の医療施設へすぐ来れる時代がくるといいね。
そしたらもっと、北海道に住みたい人が増えるかもしれないもの。

 

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