日本ザリガニは札幌出身だったのね

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29日の北海道新聞朝刊にこんな記事が載っていました。
『北大研究チームによると、絶滅危惧種の日本ザリガニが北海道と東北に生息しているのは、かつてその２つが陸続きだった事の証明になる。
それから、北海道の道東に住むザリガニは、DNAの種類が違う事から、日本ザリガニは２つのグループに分かれている事も確認した。さらに、そのうちのひとつのウループの起源は札幌近郊である・・』というものです。
日本ザリガニが、札幌出身だったなんて、嬉しいしょや！

 

 

小さな沢の小石をそっとはぐって、舞い上がった砂が流れるのを目をこらしてじっと見ていると、隠れていたザリガニがソロソロと出てきます。
ゆっくり歩いているからと思って油断すると、大きな尾びれを内側にクルっと丸める水進力で、後ろに逃げていっちゃうのよ。

 

 

しばらく飼っていると、ある日、数が増えていて、ビックリした事がありました。それが脱皮だったのよね。
ヒゲの先まで、ピ〜ンと残っている抜け殻に、子供心に感心したもんです。
脱皮したてのザリガニは、まだ柔らかくてプヨプヨです。

 

 

とは言ってもね，子供の頃はよく小さな川にとりに行ったけど、最近じゃ、もう何年も見た事がありません。
以前、小学生が近所の小川でザリガニをとっているを見かけた時、
あまりの懐かしさに、我が家の子供たちをむりやり連れて行った事がありました。
「オスとメスの見分け方知ってるかい〜、ひっくり返してみるんだよ〜」とか言って、子供たちに解説なんかなんかしちゃってさ。
でもそのあと、我が家に小学生の子供がいなくなったおばちゃんとしては、ひとりじゃと恥ずかしいから、それからは一度も行っていません。

 

 

あの小川に、今でもザリガニはいるのかな。
昔、獲っちゃったザリガニたちよ、ごめんよ。
もし、今度見つけてもさ、ちゃんと川に返すから、札幌からザリガニがいなくなったりしませんように。