北海道・札幌発・だべさ通信5

JR留萌駅ー札幌は500円だった

スポンサーPR


北海道新聞に、『JR留萌線の廃止検討』という見出しが載りました。

『まず 留萌(るもい)―増毛(ましけ)、18年度までに』
ついにきたか・・・
昨日はその留萌線の町、『留萌』まで行ってきましたが、列車ではなく車を使いましたもね。
今回は、留萌駅にも入ってみる事にしました。

 

 

構内は2つに分かれていて、半分は改札、あとの半分は、おそば屋さんのある待ち合いのスペースになっていました。
このおそば屋さんが、なかなかの人気らしいですよ。
さらに、昭和39年当時の留萌駅舎や石狩沼田駅など、当時の留萌線を知る方にとっては懐かしい写真も展示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも、私が興味を引かれたのが、昭和44年の留萌鉄道『新雨竜駅』の運賃表。
それによると、なんと、札幌までの運賃が、500円だったのです!!(156.7Km 現在の運賃は、5,360円)

 

 

よくまあ、数字を消さずにとってありましたね。
旭川までは240円、函館までは1520円、青森まではなんと1900円だったことがわかります。
青函連絡船の運賃も入れて?ってことだよね。
今、この金額だったら、どんどんとあっちこっち行っちゃうのにね〜。
今はもう消えてしまった駅、『万字』 の駅名も、ここにはしっかり載っていました。

 

 

今の留萌は、お正月や贈答用の高級カズノコの加工で日本一だそうです。
そこまでは無理だけど、お昼は留萌産の糠にしん(糠につけたニシン)と数の子の佃煮、塩は宗谷の塩を使ったというおむすびを頂きました。
あ、これはニシンの糠漬けだ、塩味がいいあんばいです。

 

 

 

 

めったにお目にかかれないかもしれないけれど、もし、高級数の子が食卓に登場したときには、パッケージの後ろをちょっと見てみて下さい。
それはきっと、日本海が香る留萌の町からに違いないでしょう。

 

JR留萌線、留萌 ー 増毛の各駅の画像はこちら >>

JR留萌駅の画像はこちら >>

JR留萌線の終着駅、増毛駅の画像はこちら >>

小さな駅長さんのいる新十津川駅も含めたJR札沼線の画像はこちら >>
江差線の画像はこちら >>

 


人気ブログランキングへ
ポチっとして頂けると嬉しいです。スポンサーPR