スポンサーPR
すぐに食べない分は塩漬けにしておけばいいじゃん。
そう思ったら、フキを切る手が次から次とサッササッサと動く。
こっちもいいね、あ、あっちのフキもいい。
どんどん採っちゃう私に、もう一人の私Aが現れました。
” でもさあ、沢山採ると、後始末が大変だよ”
そりゃそうだ、フキはサっと湯がいて、皮むきしなきゃいけないもね。
これくらいでいいか。
今食べる分と、少しだけ塩漬けにする分があればいいもね。
でもそこに、私Bが登場しました。
” あとちょびっとだけ採って止めれば?”
そうだわね〜。
私B・・・あれ!こっちのフキちょうどいい大きさでないかい?
あ、ほんとだ。
私B・・・ああ!こっちのフキもいいかんじ。
あ、ほんとほんと。
私B・・・あと、10本くらいなら採ってもいいんでない?
そうだねそうだね。
私B・・・とか言ったけど、そこの立派なフキも採って下さいって言ってるわ。
それなら仕方ないもね!
私Bと私は、すごーく気が合いました。
切ったフキの穴を望遠鏡のように覗き込み、おお、いいねいいねと、小さな緑のトンネルに自己満足。
気付けばフキは、大きな袋にふたっつも。
持って歩くのもゆるくない(大変)重さです。
美味しいフキですが、ここでフキの栄養と効用について調べてみました。
フキには新陳代謝をよくして、粘膜の成長を助ける『ビタミンB2』や脳神経を正常に保つ『ナイアシン』という物質。
さらに、貧血の予防にかかせないビタミンである『葉酸』。
歯や骨にとって大切な『カルシウムやリン、マグネシウム』。
疲労回復、高血圧の予防に役立つ『カリウム』も含まれているそうです。
フキってスジばっかりだと思ったら、そんな事はなかったんですね。
とくに注目したいのがβ-カロテン。
β-カロテンには抗酸化作用があるそうで、弱った細胞を元気にしたり動脈硬化や癌の発生の予防が期待されているそうです。
さて、このフキ。
やはり一度茹でて、皮もむいておかなくっちゃいけません。
こ、こんなにかあ・・・・・・
なんだか気が遠くなって来た。
私Bはいつのまにかどこかに消えてしまいました。
私A・・・自分で採ったんだから責任もって下処理して下さいよ。
はあ〜〜・・・・手伝っては頂けませんよね。
あたりまえじゃ!私はアンタじゃ。
= 北海道の人気ブログランキングに挑戦中 =