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北海道の暖房は、昔は石炭や薪が多かったけど、今では灯油やガスや電気、あとシャレた暖炉みたいな薪ストーブなんてお宅もあって多種多様になりました。
我が家の暖房は石油ストーブなので、時々こうして灯油を配達してもらいます。
家の外に設置してあるのは400リットル用タンク。
タンクローリーのおじさんが、さっそくジョボジョボっと灯油を補給します。
タンクの下には細い管が付いていて、灯油はここから壁を通って室内に備え付けの石油ストーブに繋がっています。
”おじさん、写真に撮ってもいいですか?”
「写真撮ったって珍しくないべさ」
”それがさおじさん、内地(本州)じゃ、こういうのないっしょ。珍しいらしいよ”
「は~、なるほどね~」
「したら、こんなポーズでどうだい?」
”いいねいいね” パチリ
「フタを開けところも撮るかい」
”どうもどうも” パチリ
以前にも、灯油をタンクに入れる様子をブログで紹介したときに、内地(本州)の皆さんから
『我が家の地域では、ポリタンに灯油を入れたトラックが ”月の砂漠”の音楽をかけながら流していますよ~』
と教えて下さった事がありました。
それから、”ウチの方では北風小僧の貫太郎ですよ〜”とか、”ドナドナですよ〜”とか。
地域によって色々な曲で、流しの灯油売りがやってくるみたいです。
今でもやはり、そうなのかな?
まもなくすると、作業を終えたおじさんが事務所にやってきました。
「はい終わりましたあ~~」
”ありがとうございます。いくらですか?”
「○万○千・・・・円です」
”そ、そうですか・・・・” 心の中で北風が吹いちゃった。
私の体力と同じくらいのスピードで灯油も早くなくなっちゃうのね。
それでも冬は折り返し。
日が長くなってきたのを感じる今日このごろです。