北海道・札幌発・だべさ通信5

熟女を狙う帯状疱疹(たいじょうほうしん)

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先生は、真剣に私の症状を聞きました。
「背中にプツプツ??痛みが強い?寝付かれない?ん・・そうですか、それは辛いですね。背中を見してもらえますか・・」
洋服をめくり上げると、

 

 

「おお~!これはまっちがいなく帯状疱疹(たいじょうほうしん)です!発疹の出ている場所もほれ、ココ・・ココ・・・まったくその場所だしね~!水泡もあるし。んん、まっちがいなし!」
先生!いきなりテンションったんでないかい。
もしかして ” 何の病気なのかわかって、いかったあ~!” とか、ほっとしてません?

 

 

1週間ほど前から、な~んか背中の右肩甲骨のあたりがチクチクしていました。
次の日も、その次の日も。
でも、見た目は何にも変わった様子はなし。
3日めくらいから、虫さされのような赤いポツポツができて、痛がゆい。
しかも、そのあたりからピリピリとした痛み、針でつつかれたような痛み、それに筋肉痛のような痛みが出始めました。

 

 

さらに赤いポツポツは、右背中、右脇腹、右の胸へと広がり、時々体の右半分だけ雷が走るような痛みも加わって、しだいに痛みは強くなりました。
もしや、これがウワサで聞く帯状疱疹ってやつかな??
とうとう昼間はもちろん、夜の熟睡もままなりません。
ヤリを持った小悪魔たちが3人で、ホレ!とか言って、神経をつつくんです。
うぉっ! ううっ!
こ、これくらい、な〜んもさっ・・・・と思ったけどやっぱし病院に行こ・・・という事になりました。

 

 

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、子供の頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)のウィルスが返り咲いて悪さをする病気です。
何十年も体の中にず~っと潜んでいて、その人が歳をとり、疲労やストレスなどで体力が衰えたときに、最後のチャンスとばかりに現れるという、すんごく卑怯なヤツ。
男性に比べてやや女性の方が多く、その年齢のほとんどが50代~70代という、まさに熟女の敵でございます。

 

 

特徴は、体のどちらか半分に現れる事。頭から足までと発症する場所は色々ですが、その中でも一番多く現れる部分が、私の症状となった背中、脇腹から胸にかけての部分だそうです。

 

 

経過は、水疱瘡の時のように赤い斑点から始まり、水ぶれ→ただれ→かさぶた→瘢痕(はんこん)ポツポツの跡・・・となりますが、これに加えてやっかいなのが帯状疱疹痛。
悪化すると神経が傷ついて、いつまでも帯状疱疹痛だけが残るという事態になるそうです。
そんな事になったら始末に終えないもね。
ここはちゃんと治さねば。
まれなケースをのぞき、帯状疱疹にかかるのは一度きりだそうです。

先生は、「ウィルスをやっつける薬をだしますね。それから痛み止めと塗り薬を出しますから、1週間後に必ず来て下さい。」
と言いました。

 
採血をしたあと、看護士さんが「血が止まったら、こっちの絆創膏に付け替えて下さいね」
と、注射を刺した場所のすぐ下に、小さな絆創膏をペっと貼ってくれました。
なのに、洋服を着た後に腕を見たら、その絆創膏が見当たらない。

 

 

したっけさ、薬局で、”ぽぷらさ~ん” と呼ばれて立ち上がった時に、ソファーのお尻の下だった所に、あの小さな絆創膏がぺったりついているのを見つけました。
あらやだ、もしかして私、今までお尻に付けてたのかしら?
ササっとはがして何食わぬフリをする。
窓口にお薬を取りに行かなくっちゃ。

 

 

「ぽぷら様、お薬代は○○円です」
なぬ!・・・・予想はしていたけれど、悲しい予想通りの金額に、プチ放心状態・・・・いや疱疹状態。
今日は早く寝ます。ガク・・・・・・

 

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