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春の山菜一番乗り。
北側の畑に最後まで残っていた雪も消えて、今年もアイヌネギの葉っぱが顔を出しました。
世間では”ギョウジャニンニク”とか”キトビロ”とか言うそうですが、私たち北海道のおじちゃんおばちゃんたちの多くは、”アイヌネギ”と呼んでいます。
さっそく、初物を頂くとしましょう。
茎にナイフを入れると、すぐさま洗礼の匂いがしてきました。
おお、きたあ〜・・・アイヌネギをつまんだ指を鼻に近づけると・・・くさ!
ニンニクというより、ニラの親分のような香りです。
でも、茎の部分はとても甘くて美味しいので、アイヌネギは春の人気者です。
畑から種が飛んできたらしく、壁の下にもプチど根性アイヌネギが。
ウィキペディアによると、
『ニンニクよりもアリシンを豊富に含んでおり、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果がある。』と書いてありました。
そうだったのか!
難しい事はわかんないけど、とにかく中年にとっては喉から手がでるほど欲しい成分だべさ!
乙女の頃は、臭いアイヌネギを旨い旨いと食べてた両親を見て、なんだかな〜と思っていたけど、今じゃ自分もなんだかな〜になっているしょやね。
さっそくゆがいて、麺つゆであえてみました。
ん〜、甘くて美味しい。でも臭い。でも・・春の味だね。
西側の畑には、こんなにふきのとうが生えました。
おやおや、ここにもいました、ど根性ふきのとう。狭いすき間から顔をだしたせいか、すこし面長ですね。