緊急用が増えるべさ

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かかとが　かゆいな・・ポリポリ・・あ、そっか、こないだ靴ズレした所だわ。
札幌に出た時にね（札幌の中心街に行った時に）、ちょっと気取ってパンプスなんか履いて行きました。
フレアスカートを揺らして歩けば、気分はちょっとデキル女でしょ。

 

 

したっけさ、帰り道、な～んか左のカカトが痛いわけ。
おっかしいなーと、立ち止まって靴を脱いでみたらなんと、ストッキングのかかとに、大きな穴が開いています。しかもさ、かかとの皮がむけて血が出てる。ありゃ、サビオ張らなきゃダメだわね。
（説明しよう・・・北海道の中年以上の中には、昔出回ったサビオという商品名のキズ絆創膏を、今だに総称として使っている人もいるのである）
でも、こんな時のために、おばちゃんのカバンの中には、あらゆる緊急事態の時の為に、裁縫セットとかビニール袋とか、輪ゴム、鏡、安全ピン、鎮痛剤、そして勿論サビオも入ってる小物入れが入れてあるので、とにかく、お手洗いのある所まで歩く事にしました。

 

 

後ろから見ると、きっとみっともなく見えるだろうな。
そうだ、いい事考えた！
ちょっと靴を脱いで、ストッキングをつま先方向に伸ばせばいいじゃん。
そしたら穴は、足の裏に移動するから、一応穴は見えなくなるってすんぽうさ。
さっそく、街路樹の影で靴を脱ぎ、左足を上げて、ストッキングのつま先を前に引っ張りました。
したっけさ、ストッキングったら、穴からいきなり上に向かって伝線を走らせました。ツツツツツ・・・・・・
ひえ～～・・・

 

 

そんな状態で、やっと近くのビルにたどり着いて、絆創膏を張りました。これでよし。
でもさ、変わりのストッキングは持ってないしょやね。
ありゃ～～・・・・
えーい、あとは帰るだけだし、自分には見えないんだから、な～んもさ（どーって事ございません）。
今度から、緊急用小物入れには、ストッキングも入れておこ。もうこうなると、いつもバッグはパンパンだね。