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カートを押して、スーパーの中をウロウロしていた私。
商品棚の間を歩いていた時に、なんとなく、誰かの視線を感じました。
それは向こうから歩いてくる、やはりカートを押した、私より先輩のおばちゃんです。
チラリと見ただけで、すぐにわかりました。私とまったく同じ服を着てるしょや。
タートルネックでグレーと黒の横シマシマです。
いつか、西友で980円で買ったやつだ。
うわあ・・・・
悪い事をしているわけでもないのに、なんだかバツが悪い気分。
ここまできちゃって、今さら方向転換はできないわ。こうなったら覚悟を決めて、すれ違うしかない。
”え～と、どの醤油がいいかしら～”・・・・・っと。
お互いわざと、目のやり場を洋服以外にもっていかなきゃという、な～んか不自然な視線の二人。
棚の間の狭い通路を、カートを押した肩同士がすれ違いました。
そ、そんな事くらい、別にさ、な～んともないしょやね。さっさと買い物済ませちゃお。
え～っと、次は何を買うんだっけかな～・・・・・っと・・・
ウロウロしていたら、またあのおばちゃんが見えました。あら、あの人がいるわ、コース変更。
なんだか買い物に集中できないわ。きっとあのおばちゃんも、そう思っていただろね。
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うちの子の入学式のときに、同じクラスの女の子二人がまったく同じスーツ着ていました。
ばつが悪そうでした。
関係ないこちらもなんだかばつが悪くなってしまいました。
この日、ある男の子がコムサのズボンをはいており、うちの子も同じシリーズのスカートをはいていたので、両親子がうれしくなってしまい、一緒に記念撮影してしまいました。
kakurega さんへ
なるほど、同じものでも嬉しい時と、そうでない時がありますね。
嬉しいお揃いは、一気に親近感がわくもんですよね。