北海道・札幌発・だべさ通信5

萌の北海道留萌本線『恵比島駅(えびしまえき)』

先日、北海道留萌本線の駅、『恵比島駅(えびしまえき)』に立ち寄りました。
留萌本線は、深川駅から留萌を通って増毛駅までを結んでいます。

『恵比島駅』は、1999年4月から放送されたNHKの朝ドラ『すずらん』の舞台『明日萌駅(あしもいえき)』になったところで、当時撮影されたセットがそのまま残っているところ。
前回訪れたのは2005年、あれから10年もたったんだ。

 

あ、残ってました!10年前と同じ、そのまんまです。
え?どれがセットかって?
左側にあるのが朝ドラ『すずらん』のセット。右にある小さな建物が本物の駅舎なんです。

 

恵比島駅の駅舎はもともと車両をそのま使っていた駅だったのですが、ずぐ隣に撮影用セットの駅『明日萌駅』があるので、景観を損ねないようにと、カムフラージュしたそうです。
そう思ってよく見ると、確かに右にある小さな建物は貨車ですね。
板が貼ってあってミノ虫みたいです。

私は朝ドラすずらんのことは知らなかったもので、初めてここに来たときは、格子のガラス窓や石炭ストーブ、切符を買う窓口など、あまりの懐かしさに感激しちゃいました。
よくまあここまで当時の雰囲気をだしたもんだわ。

あ、汽車(列車)が来た!!

 

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さっそく、明日萌駅に入ってみましょう。

 

 

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『= 明日萌駅 =
「すずらん」の主要舞台となった明日萌駅。明日萌という地名は架空の地名ですが、アイヌ語の「アシ・モイ」(新しい淀み、新しい淵)に由来しており、少しでも明日へ希望が持てるようにという願いが込められています。
この明日萌駅に捨てられていた主人公 ”萌” は駅長に拾われ、多くの人たちに限りない愛情を注がれ、成長していきます。』

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運賃表に書かれている駅名は、本当の駅。
でも、文字は昔の書き方をしていますよ。
現在の『岩見沢』は『岩見澤』ってなってる。
上野までが書かれているのが面白いですね。
これは青函連絡船の運賃も含まれているって事でしょうね。
1382円ですって。

 

駅舎の中は10年前に来た時と殆ど変わっていませんでした。

 

 

 

この駅長さんや、主人公の萌の人形もそのまんま。

 

 

 

主人公 ” 萌 ” も、ずーっと汽車を待っていました。
10年前に来たときは、線路のむこう側にピンクやムラサキ色したルピナスの花がいっぱい咲いていたのを思い出しました。

 

本当に、汽車はやってこなくなってしまうけれど、 ” 萌 ”はこれからも、ずっと待ち続けるのでしょうか。

 

駅前にある旅館の建物も残っていました。
今は、カフェになっているようです。

 

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