北海道・札幌発・だべさ通信5

虫はやだけど 塩辛作る

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つやつやしたイカに魅せられて買ってきました。背中の焦げ茶色といい、白い身との境目にある金色のポツポツ模様といい、それはまさしく液晶画面そのものです。
もうこれは、イカの塩辛をつくるしかないべさや!
それぞれの家庭に作り方はあるのでしょうが、私はゴロと身に、それぞれ塩をまぶしてから一晩冷蔵庫で干しています。
今朝はさっそく、イカの身を切って合わせる事にしました。

 

 

さあそこで、私にとって絶対不可欠なのが老眼鏡!
イカは時期が過ぎると身と皮の間や、足の股の部分に虫が多くなってくるそうだから、一匹残らず取り除かなくっちゃ。
昔、爺ちゃんが虫を食べてえらい目になった武勇伝を何度も聞かされていたので、なおさらです。
下処理の時にも見たけれど、今一度、老眼鏡で大きくなった目で穴が開くほどに覗いてみると・・・・いた!!
米の形に似た虫を発見!イカの足の股にへばりついていました。見逃していたわ。

 

 

身とゴロに塩やら酒やら唐辛子やらを入れてぐるぐる回してペロリと口に入れれば・・・・・
もう一度口に入れれば・・・・・もひとつペロリと口に入れれば・・・・・
参ったな〜〜自分で言うのもなんだけど、病み付きでしょや〜〜。
台所で1人、つまんでは上を向いてペロリとやっている光景は、後ろからみるとちょっと怪しいかもしれない。
ま、まあそういう事で、熟成を待たずしてあっという間になくなってしまう事でしょう。

 

 

ところで、イカや魚に付いている虫なんだけどね、白い糸のようなヤツがクネクネクルクルしながら手招きをしているのを見た時にはギョギョッとなるもね。
コイツは爺ちゃんにくっついたと思われる”アニサキス”と言って、人の胃に食い込むと、そりゃそりゃ痛いそうです。
タラの身などに、よく付いているね。
イカについている米粒のようなものは”ニベリニア”という虫の幼虫だそうで、まれに喉にくっついてしまう事があるそうです。どちらも、ほとんどの場合は体を素通りしてしまうそうですが、そうは言ってもイヤだもね。

 

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