北海道・札幌発・だべさ通信5

雨でラッキーしっとり竹寺の風景

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札幌から浅草・鎌倉1泊2日の旅 (7)

 

美しい竹のある風景として知られているのが報国寺。
『竹寺』として親しまれているそうです。

 

 

 

 

大粒の雨で、傘がないと歩けないけど、それが幸い!
旦那さんが以前来たときは、そりゃそりゃすごい人だったそうですが、この日は少ないみたいでした。

 

 

 

 

雨に濡れている庭園も、なかなかいいんでないかい。

 

 

 

 

竹林へ続く遊歩道。
普段は歩道に列ができるそうですが、このときは暗いけれど、あずましく(心地よく)散歩ができました。

 

 

 

 

 

 

奥に進むと、お茶を頂けるお休み所がありました。
聞くと、入り口の所で販売しているお茶券が必要だとの事で、慌てて戻って券を購入!
(お寺の入場料200円、お茶券500円)

 

 

中にはカップルが一組だけ。
私の座った席からはこんな眺めが。

 

 

 

 

 

 

聞こえるのはシトシトという雨の音と、隣のカップルの小さな会話だけ。
軒の端から雨粒がポタポタ落ちて、濡れて濃くした緑と私との間に、しずくのカーテンができました。
なんちゅう、わびわびの世界・・・・・

 

 

 

 

北海道で竹林が見られるのは、せいぜい函館の一部くらいでしょうから、目に焼き付けておこうと思いました。

さて、庭園を進むと見えてくる洞穴みたいなものは、足利義久の墓と伝えられているそうです。

 

 

すっかり、わびさびを感じた帰り道。
石の階段の途中に、ヒモで縛った丸い石が置いてあることに気づきました。
あ、これ、テレビで見た事ある!

 

 

『通行止め』の意味なんだよね。
「関守石 (せきもりいし) 」 とか 「止め石」 と呼ばれるものです。
ポールやロープでじょっぴんしなくても(通行止めにしなくても)、この石を置く事で、通行を遠慮してもらうというわけです。
スイっとまたいで行けるけど、良心にまかせるという日本人の質の高さが感じられますね。

 

 

雨は止む気配すらありません。
足もと見ずに歩いたもんで、靴の中はこの時すでに、しっかりしっとりしてました。
まいっか、次は美しい階段があるという杉本寺へとつづく・・・

 


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