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札幌から浅草・鎌倉1泊2日の旅 (7)
美しい竹のある風景として知られているのが報国寺。
『竹寺』として親しまれているそうです。
大粒の雨で、傘がないと歩けないけど、それが幸い!
旦那さんが以前来たときは、そりゃそりゃすごい人だったそうですが、この日は少ないみたいでした。
雨に濡れている庭園も、なかなかいいんでないかい。
竹林へ続く遊歩道。
普段は歩道に列ができるそうですが、このときは暗いけれど、あずましく(心地よく)散歩ができました。
奥に進むと、お茶を頂けるお休み所がありました。
聞くと、入り口の所で販売しているお茶券が必要だとの事で、慌てて戻って券を購入!
(お寺の入場料200円、お茶券500円)
中にはカップルが一組だけ。
私の座った席からはこんな眺めが。
聞こえるのはシトシトという雨の音と、隣のカップルの小さな会話だけ。
軒の端から雨粒がポタポタ落ちて、濡れて濃くした緑と私との間に、しずくのカーテンができました。
なんちゅう、わびわびの世界・・・・・
北海道で竹林が見られるのは、せいぜい函館の一部くらいでしょうから、目に焼き付けておこうと思いました。
さて、庭園を進むと見えてくる洞穴みたいなものは、足利義久の墓と伝えられているそうです。
すっかり、わびさびを感じた帰り道。
石の階段の途中に、ヒモで縛った丸い石が置いてあることに気づきました。
あ、これ、テレビで見た事ある!
『通行止め』の意味なんだよね。
「関守石 (せきもりいし) 」 とか 「止め石」 と呼ばれるものです。
ポールやロープでじょっぴんしなくても(通行止めにしなくても)、この石を置く事で、通行を遠慮してもらうというわけです。
スイっとまたいで行けるけど、良心にまかせるという日本人の質の高さが感じられますね。
雨は止む気配すらありません。
足もと見ずに歩いたもんで、靴の中はこの時すでに、しっかりしっとりしてました。
まいっか、次は美しい階段があるという杉本寺へとつづく・・・
息を のむ美しさ
雨の質感が・・・ひんやりとしてきます
コケと石 竹などが絶妙に?マッチングしていて なんともいえない 言葉が見つかりません
きっと?月日の流れでこうなっていったのでしょうね
ゴミひとつ落ちていない 早朝?毎日の ゆきとどいた清掃の努力が とても感じられました
素敵な画像ありがとうございました
しっとりと雨に濡れた植物の緑がとても生き生きとしていて
生命力がみなぎっているような感じがします。
特に苔の美しさが際立ちますね。
こんな場所でお抹茶を頂いたら、寿命が1年伸びそうな。
『静寂』というのは、正にこのことをいうんでしょうね。
その静けさの中に、「ハァハァ…」と入り口にお茶券を買いに戻るぽぷらさんの息づかいまで聴こえてきそう。
数百年の時を経て完成された風景なんでしょうね。
関守石は存じませんでした。勉強になります。
すみれ さんへ
まるで、ここだけ時間が止まったかのようでした。
長い時間をかけて竹林ができたり美しい苔ができたりするんですよね。
すんごく落ち着いた時間を過ごす事ができました。
たまにはこんな雰囲気もいいですね。
もみじさんへ
雨のおかげというか、緑がいっそうはえました。
お茶を頂いたので、寿命が伸びそう、死ぬまでね。
pecoさんへ
受付にもどってお休み所まではゆるい登りなので、往復したら、まさに、ハアハアでした!(笑・・)
おっしゃるとおり、簡単にできちゃう風景ではないんでしょうね。
こういう光景だから、とても落ち着くのかもしれませんね。