北海道・札幌発・だべさ通信5

霜がおりて、サボテンになったクローバー

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12月も半ばとなると、朝のゴミ出しは、さすがに肩をすぼめちゃうほど寒い。
いつもなら、ゴミステーションに網をかぶせたらサササっと玄関に飛び込むんだけど、今日は真っ白な霜に誘われました。

 

 

あら、霜が降ったというのに花が咲いてる。
あんた、すんごい頑張ったねえ。
きっとこの花は、”12月になちゃったけど咲きたい!”って思って、何日も前からつぼみになって、咲こう咲こうとしていたんだべね。
そしたら、霜が降っちゃったっしょ。
それでも、”どうしても咲きたい!”って思ったんだべね。

 

植物は、気温が下がると体の中に糖分を作って、自分を凍らせないようにするそうです。
越冬野菜が甘いのも、同じ原理。
糖分が不凍液の役目を果たすんですね。
そうは言っても、この草たちはいづれ雪に覆われ、葉の部分は枯れてしまうのでしょう。
地中の根っこだけが、次の春が来るまで静かに冬を耐えぬくんですね。

 

向こうに見える葉っぱの軍団は。

 

 

サボテン!・・・みたいなクローバー!
葉っぱのフチがグルリと霜で覆われています。

 

クローバーだって、たまにはサボテンになりたかったのかも。
マジマジ見ている間にも、ほら、もう日が差してきました。

 

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