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買い物帰り、むこうから自転車に乗ってやってきた男の子に
「すいませーん」と声をかけられました。
「あの、小さい自転車に乗った小さい女の子を見ませんでしたか?」
男の子は、小学校の低学年くらいで、お友達か妹さんを探しているようでした。
だとしたら、お兄ちゃんとしては心配ですね。
”さあ、おばちゃんが歩いてきた所では見なかったよ”
するとその子は念を押すように、
「100%いなかった?」と聞いてきました。
” は、100%? そうだね、100%以上見なかったけど”
最近の子は、訪ね方もするどい。
「じゃあさ、もしいたら、おばさんどうしてくれるの?」
はあ??
そういう展開か?
「120%どうもしないわい」
なんだかアホくさくなって、買い物袋を持ち直し、また歩き始めました。
男の子は私の肩をすり抜けて、角をすーっと曲がって消えました。
なんちゅう子だ、見ず知らずのおばちゃんに責任を押し付けるなんて。
でも、もうすぐ夕方、なんだか気になる。
少し坂を登ったところで、振り返ってみました。
女の子も、男の子の姿も見えません。
きっと、100%大丈夫に違いないよね。
ここ数日、札幌はめっきり涼しくなりました。
虫たちも、短い夏と知って鳴いているんでしょうね。
秋がそこまで来ているのかと思うと、ちょっと切ないわあ。
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