北海道・札幌発・だべさ通信5

ATMの前ではなぜか惑わされてしまうのね

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事務所の取引先へ振込をするために、銀行のキャッシュコーナーに並びました。
自分の順番がくるまでに、なるべくスムーズに済ませられるようにとアイテムを確認する。
通帳よし、メガネよし、カードよし、金額の書いてある用紙よし、振込も簡単に操作できちゃうよ的なすまし顔も完璧だ。

 

 

まもなく順番が回ってきました。
カードを入れて・・ピ!
えーと、○○銀行○○支店・・ピ!
『キンガクヲ イレテクダサイ』

 

 

金額は・・・あ!思い出した。
振込手数料は取引先の負担なので、その額を引いた金額を振り込めばよいのです。
例えば、4万円の振込手数料は216円なので、4万円-216円の金額を打ち込みます。

 

 

それくらいは暗算でパパパのパッ・・・・あれえ?
38041円 ー 216円は・・・・あれえ?
えーと1から6は引けないから、となりの10のケタから10をもらって・・・・
ATMの鏡には、後ろに並んでいると思われる人影が数人見える。
ああ・・・引き算に弱い頭はいっそう混乱し始めました。

 

 

今までスピーディに動いていた人差し指は、急に行き場を失った。
”できるわよ” 的はなすまし顔もとっくに消え失せている。
手数料くらい、こちらが払ってもまいいか・・でもなでもな・・・
アセればアセるほど、数字が入り交じる。
なんてこった、ギブアップ。とりあえず、ここは一旦終了しよう。

 

 

その場を離れ、ベンチに座ってバッグからボールペンを取り出し計算する。
えーと1から6は引けないから、となりから10をもらって・・・・解けた。
もう一度ATMに並べ直し、今度は紙に書いてあるから楽勝さ。
それにしてもなあ・・・・

 

 

帰り道、心の中で引き算を試してみる。
100ー7=93!  93ー7=86!!
ほら、こんなにすばやく計算できるのに、どーしてATMの前だとそれができないのか?
それはきっと、ATMから熟女を惑わす特殊な電波が出ているからにほかならないからだ。

 


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