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事務所の取引先へ振込をするために、銀行のキャッシュコーナーに並びました。
自分の順番がくるまでに、なるべくスムーズに済ませられるようにとアイテムを確認する。
通帳よし、メガネよし、カードよし、金額の書いてある用紙よし、振込も簡単に操作できちゃうよ的なすまし顔も完璧だ。
まもなく順番が回ってきました。
カードを入れて・・ピ!
えーと、○○銀行○○支店・・ピ!
『キンガクヲ イレテクダサイ』
金額は・・・あ!思い出した。
振込手数料は取引先の負担なので、その額を引いた金額を振り込めばよいのです。
例えば、4万円の振込手数料は216円なので、4万円-216円の金額を打ち込みます。
それくらいは暗算でパパパのパッ・・・・あれえ?
38041円 ー 216円は・・・・あれえ?
えーと1から6は引けないから、となりの10のケタから10をもらって・・・・
ATMの鏡には、後ろに並んでいると思われる人影が数人見える。
ああ・・・引き算に弱い頭はいっそう混乱し始めました。
今までスピーディに動いていた人差し指は、急に行き場を失った。
”できるわよ” 的はなすまし顔もとっくに消え失せている。
手数料くらい、こちらが払ってもまいいか・・でもなでもな・・・
アセればアセるほど、数字が入り交じる。
なんてこった、ギブアップ。とりあえず、ここは一旦終了しよう。
その場を離れ、ベンチに座ってバッグからボールペンを取り出し計算する。
えーと1から6は引けないから、となりから10をもらって・・・・解けた。
もう一度ATMに並べ直し、今度は紙に書いてあるから楽勝さ。
それにしてもなあ・・・・
帰り道、心の中で引き算を試してみる。
100ー7=93! 93ー7=86!!
ほら、こんなにすばやく計算できるのに、どーしてATMの前だとそれができないのか?
それはきっと、ATMから熟女を惑わす特殊な電波が出ているからにほかならないからだ。
あ~よくわかります。
後ろに人が並んでいるとわかっただけで
あせっちゃうのですよね。
車を駐車場に止めるときもそうです。
後ろに待ってる車がいると
なかなか入らない~~
よけいに焦って、結局諦めて
別の場所に止めたりします。
この間 小さな雑誌に 中高年は? 記憶より記録と書かれてありました
(綾小路きみま〇じゃないですよ・・? ↑)
私も その場に居合わすと 焦るほうなので?視線が気になるほうなので・・・時間短縮と思い?
もう引き算した金額を 紙に先に書いておくという周到なことを やっとります 汗
電卓を置いてあるATMをみたことがありますよ。
大手都市銀行だったかなぁ。
「足し算用?いらないじゃん」とか思ってたけど
引き算用だったんですね。
それでまたまた思い出しました。
お仕事してた頃、カードくらい薄い電卓を
いつも持ち歩いていました。
もちろんケータイのない時代の話です。
だから、私、暗算が苦手なままなのか…。
テト母 さんへ
テト母 さんコメントありがとうございます。
あせっちゃうと、頭の中が混乱しちゃって、そういう時って、忘れ物なんかもしちゃいます。
平常心がなかなかできないので、いつも失敗が多いです。
こんな私ですけど、これからもよろしくお願いいたします。
すみれさんへ
なるほど、記憶より記録!!
確かにその通りです!
とくに私の記憶はあてになりません。
どこかに書いておくのがいちばんですね。
もみじさんへ
あ、そういえば、電卓がおいてあった所があります。
しっかりATMの機械にくっついていました。
もみじさんのコメントで今頃思い出したんですけど、携帯に電卓付いてました。
ありゃりゃ・・・
とっさに素早く使えるようにしなくっちゃ。