北海道・札幌発・だべさ通信5

大根の辛くない部分と元気になる部分

大きな大根を頂きました。
見よ、私の足のなんと細いことか。まるでカモシカのようでないかい。

 

■  大根の部分の向き不向き

 

大根は葉に近い部分が辛みが少ないのでサラダに使うといいそうです。
中間部分は水分をたっぷり含んでいるから煮物に最適。
下の部分は辛みがあって繊維質なので、大根おろしや漬け物にむいているとか。
部分によって使い分けをするといいのですね。

 

 

■すごい大根の健康効果

 

大根に含まれているイソチオシアネートという辛み成分は、殺菌抗炎症作用の他に血液サラサラ効果、さらにはガン抑制効果もあって、大根の先の方、シッポの部分になるほどに多く含まれているそうです。
さらに皮はビタミンcも豊富でルチンという血管を若返らせてくれる物質もあるそうですよ。

 

 

■ シッポと皮は元気のもと

 

昔、漢方薬局のお爺さん先生から聞いた大根の話しがあります。

「昔、いっぱい使用人がいた大きな家があったんだけど、そこの家のもんは、なぜかみんな体が弱い。
それに比べて、使用人たちはみんな元気なのさ。
じつは、家の人たちは大根の中の部分しか食べないけど、使用人たちは、いっつも大根のシッポや皮ばかりを食べさせられていたってわけ。大根のシッポにはそれだけ栄養がいっぱいあるってことさ」

 

 

現代の食生活の中ではシッポの先まではないにしても、できるだけムダなく使いたいですね。
さてこの大根、先っちょをまず皮ごと大根おろしにして、私が多めに食べることにしようっと。


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