北海道・札幌発・だべさ通信5

亀の手の塩茹でを幾つも食べた(四国の旅5)

愛媛の夜は行き当たりばったりのお店に入って見ることにしました。
ここは松山市の『壷々炉(こころ)大街道店』。

とにかく、北海道では味わえないようあんものを食べてみたいと思いましたが、まずはパリパリのじゃこがかかった『じゃこと大根のサラダ』。
大きくカットされた大根は辛くなくて甘みがあるね。


こちらは、とろろの中にエビやらイカが入っている『海鮮とろろ焼き』(700円)。
とろろはふわふわ。ダシをかけて食べるという初めての体験です。



続いては『ヒオウギ貝の塩焼き』。
見た目はホタテ貝とそっくりで少し小さめ。虹色貝ともいわれていて、いつか見たテレビでは、貝殻の色が赤やオレンジ、紫、黄色など、すごーく綺麗で、アクセサリーや工芸品にも加工されているそうです。
味も帆立貝に似ていて、とても美味しい。

こんな虹色をしています。もちろんお刺身でも美味しいそうですよ。



さて、メニューの中に、どうしても気になるものがありました。
『亀の手』って、なんだ?
亀の手足をバツバツっと切ったもの?!・・・
まさか、そんなワケはない何かだよね。



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亀の手は塩茹で!

果たしてやってきた亀の手がコレ!
おお〜〜! こ、これが亀の手?!しかもこんなにたくさん!


確かに亀の手に見える!!
爪に見えるような部分はコチコチで歯が立ちそうもありませんし、肉に見える部分も皮のよう。
これはお店の人に聞くほかはありません。


『あの、すみません、この食べ方を、教えてもらえませんか?』


声をかけられた若い女性のスタッフさんは、一つつまんでプリっと二つに割ると、中から身が現れました。



『この中身を食べるんですよ』
な、なるほど!!





・・・・・・

美味しいっしょ! 歯ごたえはホッキ貝のような柔らかさ。
噛むほどにやめられなくなる珍味ですね。

亀の手は岩に張り付いて生きるフジツボの仲間

『亀の手』は岩場などに貼り付いているそうで、フジツボに似ている生き物なんだとか。
何と、北海道でも南西部では見ることができるらしいのです!
一つ摘めば二つめにてが伸びる。

まるで枝豆を食べているようなペースでて亀の手に自分の手が伸びてしまいます。
海のものが大好きな道産子にはたまらない味だと思う。愛媛に行ったら、ぜひ食べてみてくださいね。

四国の旅シリーズ 1〜 はこちらから >>




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