ウトナイ湖にはマガンやコハクチョウ、ハクガンなど、たくさんの渡り鳥たちがやってきます。
秋には遥か北から飛び続けてきた鳥たちの疲れを癒し、 春には、これから始まる長い旅に備えての力を蓄える。
渡り鳥たちにとって重要な中継地です。
日本では最初にバードサンクチュアリ(鳥と人間が出会える自然保護の拠点)となった場所だそうで、平成3年には日本で4番目のラムサール条約(水鳥の生息地として重要な湿地に関する条約)に登録されました。
ちょうど今の季節は渡り鳥たちの姿はなく、湖はつかの間の休息のようです。
でも、たった1羽だけ、白鳥がいました。
??目をつむって、何かを考えているのかしら・・・
仲間を待つ留守番白鳥
よく見ると、足輪がしてあります。
この子は訳あって北へ帰れなかったんでないかい。
秋になって仲間たちが戻ってくるまで、じっと待っているのでしょう。
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展望室には保育スペースや授乳室も
近くにウトナイ湖を観察できる展望室があったので登ってみることに。
窓の外には大きな鳥?!!
ではなくて、窓に貼ってある鳥のシールです。
鳥が多い所では、鳥が透明なガラスが見えなくてガラスに衝突してしまうのを防止するために貼られています。
展望台の中にはエレベーターもあるけれど、展望室の奥に小さな子供が遊べるスペースがありました。
さらに奥には授乳室も!これなら赤ちゃん連れでもゆっくり野鳥の観察ができますね。
早く、仲間に会えるといいね。
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