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私達夫婦で出かける用事ができたので、婆ちゃんを義姉宅にお邪魔させて頂くことにしました。
朝、婆ちゃんを義姉宅に送って
「婆ちゃん、それじゃあ頑張ってくるね」と言うと、
婆ちゃんはソファにどっかり座って、わんコをなでなでしながら
「はいよ、行ってらっしゃい!」と余裕です。
娘の家だもね。
用事を終えて義理宅に着いたのは5時ごろでした。
きっと話しに花が咲いてるね。早く着き過ぎちゃったかも。
一緒にお茶でもごちそうになっちゃおうっと。
「ただいま!」
婆ちゃんは、朝座ったままの場所に座っています。
私が隣りに座ると開口一番、
「お母さん、遅いよお〜・・・」
あら、なして?今日は楽しかったんでないの?
そこに、義姉がお茶を持ってきてくれました。
暖かいお茶をすする・・ツツツ・・・あ〜しみる〜
するとまた、婆ちゃんは冷静を装った小さい声(のつもり)で「母さん、そろそろ帰るべ」と言いました。
「今来たばっかしだよ」ツツツ・・・
「・・・・・・・・」
婆ちゃんは、背もたれから体を起こして、” 準備ok体勢 ” & まなざしです。
「・・・・・・・・したら帰るか」
「帰るべ」
婆ちゃんなりに、娘の家と言っても、やっぱり気を使っていたようです。
自分の家が一番ね、でれんと横になれるもね。