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数日まえの事です。
「母さん(私)、これ、目がへんだべ?」
婆ちゃんはそう言って、自分の右目を指差しました。
おや、目頭がポツンと腫れています。
虫に刺されたんでないかい。
「おらまた、いつ刺されたんだか、さっぱりわからんもなあ。寝ておきたら痛いのよ」
婆ちゃんは、気になるので、どうしてもちょしてしまいます(いじってしまいます)。
あまり触らない方がいいよ。
「んだなあ」
けれど、それから数日がたってもは腫れは治まらず、それどころか、赤く熱をおびてきました。
なんてタチの悪い虫なんだべね〜。
婆ちゃんはケーキを買ったときについてきた小さな保冷剤を目に当て、その上から、ヒモを何重にもグルグルと巻いて寝ていました。
婆ちゃん、海賊の親分みたいだわ。
ちょっと体勢を変えた時、ヒモのすき間から保冷剤がポロンと落ちました。
ところが今日、病院に行ったら、虫さされではない事が判明!
目頭の涙腺からばい菌が入って、目頭が腫れてしまったのだという事がわかりました。
虫さされじゃなかったんだ!
今日はたまたま、病院に行くい日だからみてもらえたけど、そうじゃなかったら、もっと大変な事になっていたかも。
思い込みはいけないね。
ましては年寄りは、どんな事が起こるかわからないし。
今日はちょっと反省したのでありました。