北海道・札幌発・だべさ通信5

ささいな我慢の小さな幸せ

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スーパーには、2種類のお赤飯が売られていました。
小豆入りで小豆色したお赤飯と、甘納豆入りで食紅の桜色がきれいなお赤飯です。
北海道では、甘納豆とゴマ塩のコラボが ”なまら” 美味しい( ”なまら=とっても” は基本的に男性が使う方言)お赤飯が普通に売られていて、とくに子供達はこのお赤飯が大好きです。

 

 

先日、実家の母を連れ立ってスーパーに行ったとき、母は迷わず小豆のお赤飯に手をのばしました。
「あら、母さんは小豆入りが好きだったの?」と私が訪ねると、
「そうだよ、あんた達は甘納豆のお赤飯の方が好きだったから、そればっかし作っていたけどさ、ひとりになってやっと小豆のお赤飯が食べられるようになったのさ」
と、にんまりして、小豆入りお赤飯の小さなパックをカゴに入れました。
そんな我慢を、母は子供達の為に何年も続けてきたのでしょう。

 

 

小学校の時、近所のおばさんから小豆のお赤飯を頂いたときは、
私は ”なんだ、小豆か・・”と、思ったけれど、母は心の中でニッコリしたにちがいないね。
そんな事とはつゆ知らず、私は自分の価値観だけを標準にしてしまう子供でした。

 

 

私もね、10年ほど前まで、長く伸ばした髪を束ねていました。
子供達にすれば、お母さんはこういう髪型が好きなんだと思っていたかもしれないけれど、美容室でパーマをかけた時は、涙がでるほど嬉しかったさ。

 

 

あなたがある日、ささいな事で目がうるむほど嬉しさを感じたら、それは自分も気づかぬうちに、じっと我慢していた事かもしれません。
そしたら嬉し涙を流しましょうよ。
誰かにとって価値はなくても、神様が あなただけにくれた、ご褒美なのですから。

 

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