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「郵便物が戻ってきてるぞ」
旦那さんが言いました。
あら、ホント。友人に送った小包が、宛名不明で戻ってきていました。
先日会ったばかりだけど、引っ越しをしたとは言っていなかったけどな。
「住所間違っていないのか？」
『間違ってなんかいませんよ、ちゃんと見直しながら書いたしさ。
きっと郵便屋さんが新まいで、わからなかったんでない？
んもう、仕方ないなあ。
切手代損しちゃったけど、もう一度袋に入れ直すか』
「ちゃんと見直した方がいいぞ」
『だってパソコンに保存されている住所に送ったんだよ、間違えるワケがないっしょほら、・・・ありゃ？』
” ありゃ・・” じゃございません。
郵便屋さんが新まいでわからなかったワケではなく、パソコンが間違っていたワケでもない。
その住所を書き写すときに1行飛ばしちゃった ”このワタシ” が間違いの張本人。
今度はちゃんと住所を丁寧に書いて、郵便局員さま、もう一度、よろしくお願い致しまする。
そこで一句、
” 人のせい、自分を棚に置き忘れ ”
とうとう根雪になりそうな札幌です。
